Sketch Blog

はじめまして!Juniといいます。

私は学生時代から、地球科学という分野の研究に携わってきました。

大学を卒業してからも、研究機関や大学で、多くの仲間たちと研究をしてきました。

最近までは、大学の教員として学生たちと一緒に、山奥深くや鉱山、海などいろいろなフィールドで地球の研究をしてきました。

ここが、大学にいた時の私の研究室の机です。

机の上にはパソコンと、フィールドで集めてきた研究のための鉱物や岩石、化石がたくさん並んでいました。

それを顕微鏡で見たり、分析したり、実験室で元素を測ったり、いろいろな方法を使って地球の自然の歴史の真実に向き合ってきました。

そんな中で、地球が生み出したたくさんの美しいものに出会ってきました。

この蛍石もそうです。自然にできたのが信じられないくらい、パキッとした立方体で、艶やかで透明で、吸い込まれそうな緑。これが暗い行動の壁にくっついていて、懐中電灯で照らすと、ぱあっと緑に輝くんです。

私はこれまで、多くの人たちと協力しながら、たくさんのデータから、新しい資源を発見し、資源がなぜできたかを解明して、論文や学会で発表してきました。それらが社会に役立った実感できたときは、とてもやりがいのある仕事だなあと、とても嬉しい気持ちになりました。

でも、私の心とつかみ、動かし続けてきたのは、身体や心で感じる地球のすごさでした。

目の前の壮大な風景が、何億年も前の火山活動でできたんだと思うと、人が理解できるスケールを超えた、圧倒される気持ちになります。

そこに生きている動物や植物が奏でる音やにおいを感じると、なぜ彼らがそこにいるのか、想像を膨らませて、知らない世界に行けるような気がします。

今まで誰の目にも触れてこなかった、地下で生まれた鉱物の美しい結晶を、初めて日の光の下で見た時、自分の足元でこんなに神秘的なものが生まれていたんだと、新しい世界に踏み入れた気持ちになります。

なんの変哲もない泥や砂を顕微鏡で見たとき、満点の星空のように輝くミクロな鉱物の煌めきを見てしまうと、今まで見てきた世界が、これまでとは全く違って見えてくるようになりました。

だからこそ、これまで地球を研究する仕事してきましたが、今は大学を出て、企業で地球に関係する仕事をしています。大学での働き方とは違いますが、大学にいた時とは違ったやり方で、今でも地球に向き合い始めたことで、これまでとは違った地球の素晴らしい姿が見えるようになってきました。

そして、地球に触れる中でデータや論文にはしてこなかった“感覚”を、どうやったら形にできるかなと考え、絵を描いていこう!と思い立ちました。

絵はまだ初めて1年ちょうどくらいですが、練習しながら、研究しながら、私の見たもの、感じたことを形にしていこうと思っています。